属性 a の値が決まれば属性 b の値が一意に定まることを，a→bで表す。例えば，社員番号が決まれば社員名が一意に定まるということの表現は，社員番号→社員名である。この表記法に基づいて，図のような関係が成立している属性 a～j を，関係データベース上の三つのテーブルで定義する組合せとして，適切なものはどれか。

属性aから他の全ての属性が一意に定まるため、aは主キーです。

関係データベースの正規化では、データの損失を避けるために関数従属性を維持しながらテーブルを分割します。

この設問では、第2正規形が既に成立しているため、第3正規形に進む必要があります。

第3正規化では、主キーに推移的に従属する属性を新たなテーブルに移動させます。

具体的には、aからb、そしてbから{f, g, h}への推移、およびaからe、eから{i, j}への推移があります。

これにより、bとeで関連付けられる{b, f, g, h}および{e, i, j}をそれぞれ別テーブルに分けます。

この分解結果は、選択肢イと一致します。