本社と工場との間を専用線で接続してデータを伝送するシステムがある。このシステムでは2,000バイト/件の伝票データを2件ずつまとめ,それに400バイトのヘッダー情報を付加して送っている。伝票データは,1時間に平均100,000件発生している。回線速度を1Mビット/秒としたとき,回線利用率はおよそ何%か。

×不正解です

回線利用率は、実際のデータ転送量を回線の総容量で割って求めます。

このシステムでは、2件分の伝票データ(2,000バイト×2)に400バイトのヘッダーを追加した4,400バイトのデータを1つの送信単位として送信します。

1時間に100,000件の伝票データが発生するため、送信単位は50,000件です。

したがって、1時間当たりの伝送量は4,400バイト×50,000件で220MBとなります。

回線速度は1Mビット/秒で、1バイトは8ビットですから、速度は125kバイト/秒です。

1時間当たりの回線容量は125kバイト×3,600秒で450MBです。

従って、回線利用率は220MB÷450MB≒49%となります。

他の選択肢(ア: 6.1、イ: 44、エ: 53)は全て誤りです。

回答数 0
正解率 0%