アローダイアグラムで表される作業A~Hを見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,その所要日数を6日間にできることが分かった。業務全体の所要日数は何日間短縮できるか。ここで,矢印に示す数字は各作業の標準日数を表す。

アローダイアグラム
基本情報技術者試験 令和3年免除 アローダイアグラム
×不正解です

アローダイアグラムは、プロジェクトを構成する作業の順序や依存関係を視覚的に示すための技法で、クリティカルパス法を用いてプロジェクトの所要日数を最小化することができます。

まず、短縮前のクリティカルパスを特定します。クリティカルパスとは、プロジェクト完了までの時間を決定する、最も時間がかかる作業経路のことです。

短縮前は「A→C→D→E→(ダミー)→H」がクリティカルパスで、全体の所要日数は31日です。

Dを6日に短縮すると、クリティカルパスの所要日数は27日になります。

この結果、新たなクリティカルパスは「A→C→F→H」(28日間)に変わり、全体の所要日数が3日短縮されます。

最終的な所要日数は、短縮後の最長パスである28日となり、プロジェクト全体の短縮効果は3日間です。

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