著作権法による保護の対象となるものはどれか。

×不正解です

著作権法は、創作物に対する権利を保護する法律であり、具体的な表現が存在する著作物をその対象としています。

コンピュータ関連では、ソースプログラムや特定のデータベースがこの法律によって保護されます。

しかし、物を作成する際に使用する「プログラム言語」や「プロトコル」、「アルゴリズム」といった概念的なものは、創作物ではなく単なる手段や方法として分類され、そのため著作権の保護対象外とされています。

  • イ: データ通信のプロトコルは、概念として方法や手順の一部であり、表現形式を持たないため、著作権法の保護対象にはなりません。プロトコルは情報交換のルールとして広く使用されるため、そのままでは具体的な創作物とみなされません。
  • ウ: プログラムに組み込まれたアイディアは、まだ具体的な表現に至っていないため著作権法では保護されません。著作権は具体的な創作活動に基づくものなので、アイディアそのものは法律の範疇外となります。
  • エ: アルゴリズムもまた、手順や計算方法の一種であり、具体的に表現されるまで著作権法の保護が及びません。アイディアや理論と同様に、抽象的な方法論に過ぎないためです。
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