当期の建物の減価償却費を計算すると,何千円になるか。ここで,建物の取得価額は10,000千円,前期までの減価償却累計額は3,000千円であり,償却方法は定額法,会計期間は1年間,耐用年数は20年とし,残存価額は0円とする。
×不正解です
減価償却とは、企業が所有する固定資産の価値を、時間の経過とともに減少させ、その費用を会計期間ごとに配分していくプロセスです。
この手続きは、財務諸表における費用と収益の一致を図るために重要です。
減価償却の方法としては、「定額法」「定率法」などがありますが、ここでは定額法を使用しています。
定額法は、毎会計期間において等額を減価償却費として計上する方法です。 (取得価額-残存価額) ÷ 耐用年数
問題の条件に当てはめると:
(10,000千円-0円) ÷ 20年 = 500千円
よって、当期の減価償却費は500千円となります。これは選択肢ウに該当します。
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