BOOTP (BOOTstrap Protocol)とは、IPネットワーク上で、コンピュータなどの機器がネットワーク上の管理用の機器から自動的にネットワーク設定を取得するためのプロトコル(通信規約)の1つ。 主にコンピュータを起動(bootstrap)してネットワークに接続する際に用いるためにこのように呼ばれています。
MIB (Management Information Base)とは、ネットワーク機器の状態や設定情報が格納されたデータベースです。ネットワーク機器の管理情報を一元的に把握するために使用され、業界標準の規格となっています。
DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)とは、コンピュータがネットワークに接続して通信する際に必要な設定情報を自動的に割り当てる機能です。
pingとは、ネットワーク疎通を確認したいホストに対してIPパケットを発行し、そのパケットが正しく届いて返答が行われるかを確認するためのコマンドです。
「到達性」を確認するために使え、さまざまな用途があり、たとえばホストシステム(ユーザが現に「ホスト」として使用中のシステム)がインターネットとの基本的な接続を確立しているかテストするため、また自ホストが属するノードが特定のノードと繋がっているかをテストするため、などに使われている。
pingを使用してIPネットワークに関するさまざまな情報を得ることができる。たとえばホストシステムの基本的なネットワーク設定がうまくできているか、ホストシステムはそもそも物理的な回線と繋がっているか、DNS(ドメインネームサーバ)は正常に機能しているか、自分側のノードと相手ノードの経路上に何らかの不具合が生じたり過負荷が生じたりしていないか、などである。