稼働状況が継続的に監視されているシステムがある。
稼働して数年後に新規業務をシステムに適用する場合に実施する，キャパシティプランニングの作業項目の順序として，適切なものはどれか。
〔キャパシティプランニングの作業項目〕
- システム構成の案について，適正なものかどうかを評価し，必要があれば見直しを行う。
- システム特性に合わせて，サーバの台数，並列分散処理の実施の有無など，必要なシステム構成の案を検討する。
- システムの稼働状況から，ハードウェアの性能情報やシステム固有の環境を把握する。
- 利用者などに新規業務をヒアリングし，想定される処理件数や処理に要する時間といったシステムに求められる要件を把握する。
×不正解です
キャパシティプランニングは、システムが現在および将来的にどの程度の負荷に耐えられるかを見極め、最適なリソース配置を行うための重要な工程です。
まず、システムの現状を把握するために、稼働状況のモニタリングを実施します（③）。
次に、ユーザーニーズや想定される処理件数をヒアリングし、システムに求められる具体的要件を明確にします（④）。
その後、これらの情報を基に、サーバの台数や処理能力を検討し、新規システム構成の案を作成します（②）。
最終段階では、その案を評価し、必要があれば見直しを行い、最適なプランを策定します（①）。
この順序で進めることで、システムの能力を最大限に引き出すことが可能となります。