データ項目の命名規約を設ける場合,次の命名規約だけでは回避できない事象はどれか。

〔命名規約〕

  • データ項目名の末尾には必ずコード金額年月日などの区分語を付与し,区分語ごとに定めたデータ型にする。
  • データ項目名と意味を登録した辞書を作成し,異音同義語や同音異義語が発生しないようにする。
×不正解です

データ項目の命名規約では、項目名の末尾に特定の区分語を付けてデータ型を規定し、異音同義語や同音異義語が発生しないように管理することが求められます。

この規約では、選択肢「ア」や「ウ」、「エ」に関する問題を回避できます。

たとえば、「ア」では、日付型や文字列型の混在がなく、「ウ」では、同じ意味を持つ異なるデータ項目名を避けるための辞書が作成されるためです。

しかし、「イ」のように、データ型の値の範囲が異なるという問題は、この命名規約では規定されていないため回避できません。

データ型そのものは定義されていても、各データ型が取れる値の範囲までは規定されていないからです。

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