基本情報技術者試験令和3年2107問23

情報をひと目で理解するコード選び

コードの値からデータの対象物が連想できるものはどれか。

×不正解です

ニモニックコードは情報をより理解しやすくするための便利な方法です。このコードは、英数字や記号の組み合わせから成り立ち、それ自身が何を意味するのかをわかりやすく表現しています。

最も身近な例としては、国家を示す略号(日本なら「JP」、アメリカなら「US」)や、色を示す略号(黒は「BK」、白は「WH」)などがあります。

このおかげで、利用者は一度覚えればコードを容易に暗記し、利用しやすいという利点があります。

  • ア: シーケンスコードは順序を示すために用いられます。一連の番号が与えられるので順番を追えばよいですが、番号から特定の対象物を連想することはできません。
  • イ: デシマルコードは分類のための階層的なコード体系です。数字を用いてグループとサブグループに分けますが、数字そのものを見ただけでは特定の対象を連想することはできません。
  • ウ: ニモニックコードは非常に理解しやすいコード形式です。英数字や記号の組み合わせにより、それが何を意味するのかが直接わかるため、値から対象物を連想するには最適な方法です。
  • エ: ブロックコードはグループごとに範囲を割り当てることで分類を行います。上位桁を見ることでどのグループに属しているかは分かりますが、具体的な対象物を直接連想できるわけではありません。
回答数 1
正解率 0%