基本情報技術者試験令和2年A問12

外部と内部の割込みを理解するための基礎知識

外部割込みが発生するものはどれか。

×不正解です

割込み(Interrupt)は、コンピュータシステムが迅速に対応しなければならない状況に直面した際、実行中のプログラムを一時的に中断して処理を行うことを可能にする仕組みです。

割込みには、内部割込みと外部割込みの二種類があります。

内部割込みは、実行中のプログラム自体が原因で発生する割込みであり、たとえば、ゼロによる除算やページフォールトなどが該当します。

一方、外部割込みは、プログラム外の原因で発生する割込みで、例えば、タイマ割込みや入出力割込みがこれに当たります。

  • ア: 仮想記憶管理で主記憶に存在しないページにアクセスしたとき、ページフォールトが発生します。これは、仮想メモリシステムが不在のページを要求する際に起こる内部割込みです。
  • イ: システムコールは、ユーザープログラムがOSに対して直接サービスを要求する特別な命令です。実行時にSVC割込みが発生しますが、これも内部割込みの一種です。
  • ウ: ゼロによる除算は、計算が不可能なために発生するエラーです。この場合、プログラム割込みが発生し、内部割込みに分類されます。
回答数 2
正解率 50.00%