基本情報技術者試験令和2年A問16

システム稼働率計算の基礎と応用

図に示すシステム構成全体の稼働率を表す式はどれか。ここで,システムが正常に稼働するためには,磁気ディスクは2台とも正常でなければならず,それぞれのサイトで少なくとも1台の端末は正常でなければならない。

システム構成全体の稼働率
表1
装置一台の稼働率
磁気ディスクG
CPUC
端末T
×不正解です

このシステムの構成では、2台の磁気ディスク、1台のCPU、そして2つのサイトが正常に動作することが必要とされています。

各サイトには2台の端末があり、少なくともどちらか一方が動作していればそのサイトは正常とみなされます。この並行コンポーネントの動作を考慮しながら、全体の稼働率を算出する式を組み立てます。

稼働率の計算では、直列接続の場合は個々の稼働率を掛け合わせることで全体の稼働率を求め、並列接続の場合は逆に、動作しない確率を考えてその補集合をとることで求めます。

この知識を組み合わせて、システム全体の稼働率を算出することができます。

回答数 2
正解率 100%