基本情報技術者試験令和3年2112問43

セキュリティ対策でパスワード攻撃を防ぐ方法

サーバへのログイン時に用いるパスワードを不正に取得しようとする攻撃とその対策の組合せのうち,適切なものはどれか。

表1
辞書攻撃スニッフィングブルートフォース攻撃
推測されにくいパスワードを設定するパスワードを暗号化して送信するログインの試行回数に制限を設ける
推測されにくいパスワードを設定するログインの試行回数に制限を設けるパスワードを暗号化して送信する
パスワードを暗号化して送信するログインの試行回数に制限を設ける推測されにくいパスワードを設定する
パスワードを暗号化して送信する推測されにくいパスワードを設定するパスワードを暗号化して送信する
×不正解です

辞書攻撃は、その名の通り、辞書に登録された単語や一般的なパスワードを一つ一つ試すことで行われます。つまり暗号化ではなく推測されにくいパスワードを設定するが適切なので選択肢はアかイに絞られます。

スニッフィングとは、ネットワーク上で流れるデータを盗聴し、そこからパスワードを取得しようとします。対策としては、通信自体を暗号化することが効果的です。特にSSL/TLSなどのプロトコルを使用し、データの安全な送信を確保することが必要です。

ブルートフォース攻撃は、可能なパスワードのすべての組み合わせを機械的に試す手法です。この対策として、ログイン試行回数に制限を設けることが推奨されます。これにより、不正アクセスを試みる回数を減らし、攻撃の成功を防ぐことができます。

したがって、これらの対策を適切に組み合わせた「ア」が正しい選択肢となります。

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