アプリケーションの変更をしていないにもかかわらず,サーバのデータベース応答性能が悪化してきたので,表1のような想定原因と,特定するための調査項目を検討した。調査項目cとして,適切なものはどれか。
想定原因 | 調査項目 |
・同一サーバに他のシステムを共存させたことによる負荷の増加 ・接続クライアント数の増加による通信量の増加 | a |
・否定型検索による膨大な処理時間を要するSQL文の実行 | b |
・フラグメンテーションによるディスクI/Oの増加 | c |
・データベースバッファの容量の不足 | d |
×不正解です
フラグメンテーションは、ディスクの断片化してしまっていることを指します。英語でのfragmentationは破片、断片、砕ける、断片化するなどの意味があります。ディスクが断片化してしまっている状態でI/Oの増加を想定するには、データの格納状況の確認が望ましいでしょう。
遅い処理の特定はbに該当します。
外的要因の変化の確認はa。
キャッシュメモリのヒット率の調査はデータベースバッファの容量の不足を調べる必要があります。
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