パスワードリスト攻撃を防ぐ方法

パスワードリスト攻撃の手口に該当するものはどれか。

パスワードリスト攻撃（Password List Attack）は、攻撃者があらかじめ用意した大量のユーザー名とパスワードの組み合わせを使ってシステムやサービスにログインを試行します。

ブルートフォースアタックは、攻撃者が可能性のある全てのパスワードや暗証番号の組み合わせを総当たりで試すことによって、システムやアカウントに不正アクセスを試行します。仮にパスワードが「abc」の場合、攻撃は「aaa」から始まり、「aab」「aac」...と順番に試行します。

リバースブルートフォースアタックは、通常のブルートフォース攻撃とはアプローチが異なり、1つのパスワードを複数のユーザーアカウントに対して試行する攻撃手法です。この方法は、攻撃対象のシステムやサービスに共通の、あるいは一般的に使われやすいパスワード（例: “password123”, “123456”）が設定されている可能性を狙います。

辞書攻撃（Dictionary Attack）は、予測可能な単語や文字列のリストを使用して、ログイン認証や暗号化されたパスワードの解読を試みるサイバー攻撃の一種です。

これらの被害に遭わないよう、２段階認証を設定したり、パスワードを保存する際には、安全性の高いハッシュアルゴリズムbcryptやArgon2を使用することをオススメします。