CPUのプログラムレジスタ(プログラムカウンター)の役割はどれか。
×不正解です
プログラムカウンターの働きについて解説します。プログラムカウンターは、CPUにおける重要なレジスタの一つであり、次に実行する命令のアドレスを保持します。これにより、CPUは命令を順次実行する際に必要なアドレス情報を取得できます。プログラムカウンターが命令のアドレスを取得すると、その内容に基づいて次の命令が読み込まれ、プログラムカウンターは次の命令に進むため自動で更新されます。また、分岐命令が発生した時には、指定されたジャンプ先のアドレスにプログラムカウンターがセットされることで、命令の実行順序が変更されます。
- ア: この選択肢では、メモリから読み出したデータを保持するとしていますが、この機能を担うのはCPUの汎用レジスタです。よって、プログラムカウンターの役割ではありません。
- イ: ここでは条件付き分岐命令の実行に必要な演算結果の状態を保持すると述べられていますが、これはフラグレジスタまたはステータスレジスタの役割です。
- ウ: 選択肢ウにある命令のデコードを行うために必要な情報は命令レジスタが担当します。従って、プログラムカウンターの機能とは異なります。
- エ: この選択肢が正解です。プログラムカウンターの正確な役割は、次に実行する命令が格納されているアドレスを保持することだからです。
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