XとYの否定論理積 X NAND Yは，NOT(X AND Y)として定義される。X OR YをNANDだけを使って表した論理式はどれか。
×不正解です
否定論理積（NAND）は、2つの入力が両方とも1の場合のみ結果が0となり、それ以外は1となる演算です。
X OR Yは、少なくとも一方が1であれば結果が1です。
まず、各選択肢でX＝0，Y＝0を代入し、OR演算と一致するかを確認します。
- ア: ((0 NAND 0) NAND 0) NAND 0 = 1 NAND 0 = 1 不一致
- イ: (0 NAND 0) NAND (0 NAND 0) = 1 NAND 1 = 0 一致
- ウ: (0 NAND 0) NAND (0 NAND 0) = 1 NAND 1 = 0 一致
- エ: 0 NAND (0 NAND (0 NAND 0)) = 0 NAND (0 NAND 1) = 1 不一致
さらに、一致する「イ」と「ウ」でX＝1，Y＝0を代入します。
- イ: (1 NAND 1) NAND (0 NAND 0) = 0 NAND 1 = 1 一致
- ウ: (1 NAND 0) NAND (1 NAND 0) = 1 NAND 1 = 0 不一致
従って、選択肢「イ」が正解です。