分散データベースシステムにおいて，一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かどうかを問い合わせ，すべてのサイトが確定可能である場合，更新処理を確定する方式はどれか。
×不正解です
2相コミットは、分散データベース環境でトランザクションの原子性と一貫性を確保する方法です。
コミットは2段階で行われ、第1相では主サイトが他の全サイトにコミット可能か問い合わせ、各サイトはその可否を返答します。
第2相では、全サイトがコミットに同意した場合、実行が確定しますが、同意が得られない場合やタイムアウト時にはロールバックが実行されます。
排他制御は、トランザクションの整合性維持のため、1つのタスクが完了するまで他のタスクを待機させます。
ロールバックはトランザクション途中のデータを以前の状態に戻す処理で、ロールフォワードは障害直前までデータベースの状態を再現する処理です。